【誕生日石・7月6日】オブシディアン、アメジスト、パール

アメリカのアリゾナ州やニューメキシコ州で産出するオブシディアンの塊を「アパッチの涙」と呼びます。

アパッチ族は元々砂漠に住むインディアンでした。

インディアンの酋長＝ジェロニモと思われるほど彼らは勇壮なインディアンでしたが、ヨーロッパからアメリカに移住した白人により自分たちの土地を追われてしまいました。

最後の白人との戦いで彼らは武器である矢さへも無くなりついに銃の前に屈してしまいました。

誇り高きアパッチ族の戦士たちは、白人の用意した保留地で生きることをこばみ、代々伝えられてきた祖先の地で自決を遂げたと言われています。

アパッチティアーズは祖先から受け継いだ自由の土地を明け渡すときに流した彼らの涙だと伝えられています。

この鉱物の破片が非常に鋭いため、有史以前から刀、矢尻、短剣などの武器や道具、仮面や宝飾品などに用いられてきました。

メキシコのアステカ文明などでは、人身御供の祭祀で使われていたと伝えられています。

感情のバランスを保ち、希望が持てると同時に積極性が発揮されるように導く力があると伝えられています。