【合格体験記】鉱物鑑定士8級を受けてみました【石ふしぎ大発見展】

「石ふしぎ大発見展」の開催と同時に行われている鉱物鑑定検定の最初の級である8級を受験しましたので、そのレポートをしたいと思います。石に興味を持って、これから鉱物鑑定検定を受けてみたいと言う人の参考になればと思います。後日無事に合格の案内が来て認定証も届きましたので、後半に追記しています。

申込みは概ね検定日の1ヶ月前ぐらいから受け付けています。私はネットのフォームから申込みましたが、検定日の1週間前ぐらいに案内が届きます。

中には必要な持ち物の他、検定前の講座で使う内容のテキスト(冊子)が入っていました。

メインのテキストです。この冊子をもとに90分の講義が進みます。

鉱物採集を始める前にというプリント一枚。検定とは関係ありませんが、8級という最初の講義で大事なことなのでちょろっと解説していました。いわゆる、これから鉱物を採掘したり親しんでもらうためのマナーですね。声を大にして言っていたのは「別の場所の鉱物を、他の場所に放棄するのが一番最悪」とのことでした。理屈は分かるのですが、意外と初心者の方は知らないでやらかしがちかも知れません。他のところで取ったものを要らなくなったので、近所の山に捨てに行くとかですね・・・。超混乱の元です。

ネットにも載っている鉱物検定での基準鉱物一覧。級が上がるごとに内容が増えますが、8級でも結構な数(23種類)の分類を分ける知識が必要になります。

 

会報誌ストーンサークル(受験後2年間届く模様)とオススメ冊子とルーペの案内も入っていました。なお、会場で受験している人の多くがオススメ冊子を持っていました。ルーペもここに書かれているものを用意している人が多かったです。

書籍はアマゾンでも購入可能です。ルーペに関してもAmazonでも安くで色々売っていますが、オススメのルーペーも使いやすく低価格で良い感じなので、それを買うのも良さそうです。書籍は特にアマゾンだから安いとかないですしね。

なお、必携鉱物鑑定図鑑をもとに解説が進みますので、こちらは持っておかないと今後の7~6級などでも使うのでいずれ買うことになりそうです。ただ、私もいくつかの鉱物系の本を手に取りましたが、「必携鉱物鑑定図鑑」は残念ながら古い雰囲気で眠くなるような本です(笑)。でも理路整然としてタイトルの「必携」というのが分かるレベルですね。鉱物検定受けるなら必携です。書籍を余り出版しておらず、普通の本屋さんでも余り置いていません。またアマゾンで買おうとしても通常値段より高い状態が続いているようですので、鉱物鑑定士検定を受ける方は、その機会に「必携鉱物鑑定図鑑」の書籍は手に入れておいたほうが良いでしょう。

私はルーペはアマゾンで普通に評価が多い10倍ルーペ、ライト(普通と紫外線)がある多機能系を持っていきましたが、単純なもので十分かと思います。むしろ推奨されているもののほうが気軽に使いやすそうです。アマゾンのものは蝶番の部分が固いので子供には使いにくそうです。革カバーも大人ならちゃんと入れたりしますが、子供はそういうのよりも首からかけてさっと出すというのが必要でしょう。

前振りが長くなりましたが、1週間前に準備するものなどの案内が届いて、当日は忘れ物しないようにしっかり会場に足を運びましょう。忘れ物しても8級レベルならなんとかなる(笑)ので検定料と受験票はしっかり握りしめて落ち着いて受験しましょう^^

鉱物鑑定検定8級受験レポート

当日は石ふしぎ大発見展で非常に混雑している会場の中、会場内の指示に従って会議室のようなところへ向かいます。会議室の前で受験票と検定料(8級の場合は5,000円)を渡して会場内に案内されます。

私が行ったときは8級受験は結構多く40~50人ぐらいはいたでしょうか?数名は欠席となっていて、私の隣の席の方も欠席でした。老若男女揃っていましたが、小学生ぐらいの子供も多く、そしてその子供が一番、書籍に付箋などをたくさん貼っていたり、講義時も知識がある感覚が強かったです。私もいい大人ですが、大人の方が試験や講義慣れしてない人が多いのでは?ぐらいの印象でした。(子供の方が検定に向かう姿勢もしっかりしているし、吸収も速そうですね。)

受講時のメインは標本をみて、見分け方のポイントを聞きながら、実際の標本を触ったりルーペで見たりします。そこでそれぞれの鉱物について見分けのポイントが解説されます。(色なのか、形なのか、重さなのか?などです)

先生の講義は非常に面白く「幼稚園から大学」まで講義経験があると言っていましたが、理科の特別授業を受けているような雰囲気でしたね。

講義の時間は90分取っていますが、8級でも20種類強の鉱物を紹介しますので、結構駆け足での講義であっという間の90分でした。受験する方はある程度鉱物好きが集まっているので問題ないと思いますが、予習をある程度しておかないと集中しないと、あっという間に受講は終わる感じです。

なお、8級は試験時に持ち込みが可能です。講義中の内容を、解説冊子にメモ書きしたり線引しておけば試験時に使えますので難しくはないと思います。

講義中には試験に出てくる判定鉱物は何が出そうか?など結構「試験に出るぞアピール」がありますので、しっかり講義を聞いておきたいですね。

後半の鉱物グループ(柘榴石と言われるガーネット類)、輝石グループ、長石グループは多種多様の中、普通〇〇しか紹介しません。恐らく7級よりも上でもっと詳しく区別を紹介するので8級レベルだと検定で難しい細かい分類内容はまず試験で出てこないと思っていて良さそうですね。あと、自然金とか試験時に出てくる可能性は薄いというのは講義を聞いていれば分かると思います。簡単だし試験時に用意しづらいですね。

休憩後、後半45分で受験

90分の講義が終わると、一旦全員会議室の外に出て試験のセッティングをします。トイレ休憩も含んでいます。

会場に再び入ると、試験問題のプリント一枚と、試験で判別する鉱物が裏返しになって置かれています。

試験内容は5種類の鉱物の判定(選択式)と○✕問題10問程度です。冊子などを見ながら解けるので、正直合格率はよっぽどミスをする人でない限り100%に近いでしょう。合格得点は分かりませんが(調べたら70点以上のようです)、検定側としても8級は、まず基本的な鉱物に対する取り組み方を学んでくれればOKみたいな雰囲気があります。7級も持ち込み可能ですので、試験も時間をかければクリアできそうなレベルなのかも知れません。

6級までは講義の90分があって飛び級受験などは出来ませんので、まずはテキストの持ち込みが不可の6級を目指して受講と学習で鉱物に対する知識を深めて欲しいという思いが感じられますね。5級以上になると講義の時間がありません。鉱物が好きで好きでたまらない方が、さらなる知識を身に着けてその確認のために試験を受けるイメージです。

試験ですが、全部解き終わったら手を上げて退出できます(退出したら戻れません)。子供などは自信満々にさっさと解くので5分もかからずにスラスラと解いて出ていっている人が多かったですね。ここは大人の方が、2~3回ぐらい見直ししてからじっくり解き終わる人が多いでしょう。

私もすぐに解けるレベルでしたが、2回ぐらいは見ても良い冊子で確認して見直しました。文字が読める人、講義を理解できる人ならまず合格できると思います。なお、受験は小学3年生からのようです。小学生にとっては習ってない漢字がたくさん出てくるのが難関ではないでしょうか?でも鉱物好きならそんなハンデは吹き飛ばすレベルの博学な子がたくさん受験しているイメージでした。

私の検定の会では「小さい頃の芦田愛菜か!?」ぐらいの女の子がいたのが印象的でしたね。あと、多くの子供達は非常にできる子が多いと思いました。鉱物検定を受けようと思うぐらいですので、前途は明るいと思います(笑)

合格通知と認定証(カードタイプ)が届きました

受験後、ゴールデンウィークが明けて約3週間ぐらいで試験結果が届きました。

試験プリントもこれから受ける人に参考になると思うので載せておきます。無事に100点満点でした。ここは大人の意地で満点合格取れてよかったです。

 

合否通知書と8級の場合はカードタイプの認定証も追加料金なく貰えます。これを持ってしてなにかするとか特別ないのかも知れませんが、とりあえず8級は鉱物に興味があってちゃんと検定を受けましたという証明になりますね。試験回数がそれほど多くないので、徐々にステップアップできるように鉱物に詳しくなれるよう勉強を続けていきたいと思います。