太陽の贈り物、ゴールデンベリル
ヘリオドール / ゴールデンベリル[黄色緑柱石(きいろりょくちゅうせき)]の基礎データ・鉱物学データなど
アクアマリンやエメラルドなどで有名なベリルの一種。ベリル自体は無色透明だが、様々な元素が混ざることで多彩な色になる。その中で黄色系(イエローやゴールデン)に輝くものをヘリオドールと名付けた。黄色の宝石として価値が高い。
名前の由来:太陽のように輝くゴールド色をした石であったことから、ギリシャ語で太陽を意味するヘリオス(Helios)と、贈り物を意味するドロン(Doros) を組み合わせた「太陽の贈り物」という意味の造語として命名
英語名 | Heliodor |
---|---|
化学組成 | Be3Al2Si6O18 |
色 | 黄色、黄緑、金色 代表イメージ色カラーコード:#bfb98f
RGB | R191 G185 B143
HSV | H53 S25 V75
色相:53黄赤(橙)
彩度:25
明度:75
|
硬度 | 7.5-8.0 (掲載中順位:11位/180) |
比重 | 2.63-2.92 (掲載中順位:76位/180) |
屈折率 | 1.570-1.580 |
市場価値 | 高めだが手に入る(一般的な感覚です) |
レア度 | 一般(一般的な感覚です) |
鉱物学分類 | ケイ酸塩鉱物 |
結晶系 | 六方晶系(三方晶系) |
へき開 | 不完全 |
じょうこん | 白 |
光沢 | ガラス光沢 |
対応チャクラ | |
石言葉 | 希望、煌めく日 |
誕生石 | 7月 |
主な原産 | ブラジル、パキスタン、マダガスカル、ナミビアなど |
ヘリオドール(黄色緑柱石)のパワーストーン効果・意味・価値
ヘリオドールはベリル種の中でもイエローやゴールデンに色づいているものを分けて呼ぶようになった。有名なエメナルドやアクアマリンと並んで美しい宝石として綺麗にカットして扱われることが多い。ギリシャ神話のヘリオス(太陽の神)から名付けられたことからも、太陽の光のパワーを太古から感じられていた石。宝石としての歴史は古く近年になってようやく鉱物の「ベリリウム」の発見からベリル種としてされていて、エメラルドやアクアマリンなどと同種というのも興味深い。 科学で解明していくことも今後あるが、解明しなくても素晴らしいものは大切に扱われてきて、またその効果も感じると人々に扱われて来ているのが興味深い。
ヘリオドール(黄色緑柱石)の主なヒーリング効果
- 太陽の光の力、温かい包容力
- 鋭い光で先を見通す力
- ヒーリング力(脾臓・肝臓系)
- 他人に対する強い影響力を持ちたい時に
ヘリオドール(黄色緑柱石)のアクセサリー・アイテム
ヘリオドールも含め緑柱石は結晶としては大型で算出されるが、その殆どがへき開が不完全なため傷がつきやすく光の演出が難しい。そこは宝石職人さんの腕で綺麗にカットされて高価に宝石として売られているのがほとんど。鉱物標本としてだと少し輝きが鈍いので、やはり手に入れるなら輝きを増した状態でカットされたルースをうまく指輪などにあしらいたいところ。
ヘリオドール / ゴールデンベリル[黄色緑柱石(きいろりょくちゅうせき)]の浄化方法、お手入れ
日光浴 | 月光浴 | 水晶 (クラスター) | 流水 | 塩 | 燻煙 (香り) | 音・共鳴 | 土・植物 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
- | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - | - |
宝石にもなる硬さだが傷がない状態のカットを探す方が困難(アクアマリンやエメナルドなどベリル種の特徴)
ヘリオドール / ゴールデンベリル[黄色緑柱石(きいろりょくちゅうせき)]の目的別おすすめ度・パワー属性
太陽の温かい力、財力の象徴