二面性を持つ薬石
シナバー / シンナバー[辰砂・朱砂(しんしゃ・しゅしゃ)]の基礎データ・鉱物学データなど
主要水分は硫化水銀。粒状の集合か塊り状で産出される。熱水変質した火成岩や変成マンガン鉱床にも見られ、温泉の沈殿物としても形成されます。
名前の由来:ギリシャ語で赤い色のものという意味の「kinnabaris(赤い絵の具)」に由来。またペルシャ語起源のラテン語で「竜の血」に由来。 和名では朱色の朱砂(しゅしゃ)と中国の産地「辰州」に由来して辰砂(しんしゃ)と呼ぶ場合もある。
英語名 | Cinnabar |
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化学組成 | HgS |
色 | 緋色・朱色・褐色・黒色 代表イメージ色カラーコード:#E15A28
RGB | R225 G90 B40
HSV | H16 S82 V88
色相:16赤
彩度:82
明度:88
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硬度 | 2.0-2.5 (掲載中順位:168位/180) |
比重 | 8.18 (掲載中順位:7位/180) |
屈折率 | 2.900-3.260 |
市場価値 | 安価で手に入る(一般的な感覚です) |
レア度 | 入門(一般的な感覚です) |
鉱物学分類 | 硫化鉱物 |
結晶系 | 六方晶系(三方晶系) |
へき開 | 三方向に明瞭 |
じょうこん | 深紅色 |
光沢 | ダイヤモンド光沢,亜金属光沢 |
対応チャクラ | |
石言葉 | 賢者の石 |
主な原産 | 中国など |
シナバー(辰砂・朱砂)のパワーストーン効果・意味・価値
古くは朱色の画材の材料として使われていた。血液を連想させるようなやや禍々しい朱色も特徴だが、それが逆に死からの再生を願ったり、不老不死の薬かもしれないと知られてきました。科学の分析を超越した不思議の魅力を持っている石になります。
シナバー(辰砂・朱砂)の主なヒーリング効果
- 社交性が苦手な方に
- 健康維持
- 付き合いが慣れない方に
シナバー(辰砂・朱砂)のアクセサリー・アイテム
原石、ブレスレット、はんこの材料として使われることが多いです。その模様を気持ち悪いと思う人もあれば、不思議な魅力に取りつかれる人もありそれぞれです。逆に言うとエネルギー的に強すぎる印象でパワーストーン初心者向けとは言えず、ある程度「石の知識を蓄えた方」が手にしてうまく付き合うことで金運・仕事運などで成功を収めてほしところです。
シナバー / シンナバー[辰砂・朱砂(しんしゃ・しゅしゃ)]の浄化方法、お手入れ
日光浴 | 月光浴 | 水晶 (クラスター) | 流水 | 塩 | 燻煙 (香り) | 音・共鳴 | 土・植物 |
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非常にもろく水分・太陽光にも弱い。水銀を含むので注意。
シナバー / シンナバー[辰砂・朱砂(しんしゃ・しゅしゃ)]の目的別おすすめ度・パワー属性
二面性(隠れた才能)を発揮したい時
シナバー(辰砂・朱砂)は赤色の顔料として使われていた
シナバーの特徴の一つとして「赤色」の顔料として使われていたというのがあります。奈良県の高松塚古墳に残されていた壁画には辰砂の赤が材料として使われていました。